T・Cの関連施設一覧

【小惑星『ヒッパルコス』】
 宇宙開発の拠点としてトロピカル・カンパニーが改築した小惑星の宇宙要塞。
 資源基地として様々な鉱物を採取しつつ、同時に近辺宙域の捜索のための中心点として機能している。
名前の由来は旧西暦における紀元前120年ごろの古代ギリシアの天文学者から。


【巨大洋上フロートプラント】
 あるいは海上プラントとも、トロピカル・カンパニーが設けた洋上プラント群、
地球資源再興計画の一環として開発、拡張が進められてきた。
 これらプラントはトロピカル・カンパニーが抱え持つ会社統治領となっており、独立性を保有する。

 現在、地球上には三つのプラントが存在し、その内訳はニューヨーク湾にて最初期に作られ、
かつ世界最大のサイズを誇る『フロートⅠ』、天然食の再興のために農畜産物の育成に特化した
仕様のハワイ近辺に浮かぶ『フロートⅡ』、商業施設等を追加し、海上都市としての運用をテストしている
日本海近辺の『フロートⅣ』の計三つが存在する。

 なお、海上軍事拠点として製作された真珠湾の『フロートⅢ』は深海棲艦の攻撃を受けて全面撤退、
その後、放棄されている(『パール・ハーバーの再来』)


【アステラ開発支援機構】
 正式名称は「トロピカル・カンパニー アステラ開発支援機構」。
 近年、ハンターズギルドが中心となって行っている『新大陸』への開発を行う
『アステラ』へのために結成された支援機構。

 トロピカル・カンパニーは新大陸を開発しようとするギルドに多大な支援金を贈り、
その見返りとしてトロピカル・カンパニーは独自に新大陸への足掛かりを得る事となったのが
事の始まりとされる。

 支援機構を名付けているだけはあり、開発の先駆者たるギルドに所属するモンスターハンター
たちを含めた関係者へのサポート、及び関連する物資の補給、インフラの整備等を
請け負ってはいる。
 が、その裏ではトロピカル・カンパニーはギルドから仲介を受けてやって
来たハンターたちを配下にし、独自行動を行っている。

 所属するハンターたちは様々で、単に金銭目的のハンターもいれば、
ギルドからの監視名目で訪れたハンター、あるいはギルドや他の同胞と馴染めずにいる
ハンターなどが存在。
 さらには年齢で、あるいは負傷により現役を退いた元ハンターたちも加えており、
とにかく手あたり次第にハンターたち(もしくはハンター経験のある者)を集めたという印象が強い。
 また、すでに新大陸現地にいるハンターたちへの積極的な勧誘、あるいは依頼としての
協力も強く呼びかけている様子。

 独自行動の裏には、あらゆるモンスターの中でも特に異質な性質を持つ「古龍種」
の調査が主体にある模様。
 そのためかどうかは不明だが、この機構に所属するハンターの中には、
現在でも稼働する『新大陸古龍調査団』の中でも、最も新しく、かつ最も活躍した
といえる『第5期調査団(5期団)』に所属していた優秀なハンターたちに
注目しているという。
 そのハンターたちは単体で古龍と渡り合えると言わしめるほどの強者揃い
であり、支援機構のその目的と合致する。

 ジ・エーデルは古龍種の力を何等かのカタチで利用するつもりなのだろうか……。


【世界中央銀行 Si-BANK】
 多元世界における新たな世界統一通貨『Pim(ピム)』を発行するべく、
オロチ降臨終焉以降に国連が主導となって設立した中央銀行。
 本来、中央銀行はそれぞれの国や地域で独自に存在するが、
オロチ降臨により各国の中央銀行はその機能を失い、その多くが解体されため、
本銀行は多元世界、ひいては歴史上初の“世界の中央銀行”である。

 人類社会において貨幣制度はなくてならない基礎的な文明要素であり、
混迷化した多元世界においては統一した金銭価値というのは無くてはならない要素である。
 物事の金銭価値をスムーズにやり取りするために世界中で通用する統一貨幣を制定し、
流通させるのは国連にとっても最重要課題であった。

 世界の金銭の流れを一挙に掴む一機関、というものに危機感を覚える者もいたが、
国連のみならず世界中で通用する金銭価値というものは当時の人々、
そして民間企業にとっても大きなメリットがあるため、世間的には賛同を受けている。

 特に、オロチ襲来以降の多元世界の人類文明の再興を後押しした巨大企業
トロピカル・カンパニーの大きな支援もあり、世界中央銀行なる本銀行は
スムーズに稼働。着々と巨大化し、現在では世界中に各支店が存在する。
 また中央銀行らしく、本銀行後に誕生した民営銀行(市中銀行)からの
預金や貸出を行っている。
 このように本銀行は、正しく世界中の銀行を、そして金銭を管理する
銀行と言え、もはやそれはひとつの銀行国家ともいえるだろう。

 だがこれだけの規模を持ちながら(国連の傘下にあるという事もあるが)謎が多い銀行で、
特に本銀行の代表(頭取)については不明、一説によると、褐色肌の若い女性であるという。
そして本銀行の名前である『Si-BANK(シ・バンク)』もその女性が名付けたものらしい。

  • 最終更新:2019-01-27 16:45:59

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