0030【新たなる戦いの予感】

 ハッピーはキャンディから伝授された必殺技を発動すべく、スマイルパクトに気合を溜め始める。それを喰い止めようとしてか天邪鬼がハッピーの元に群れを成して向かう。だが、その行動は倶利伽羅に背後を許す愚行に等しい。人外に対し極めて強い特効を有する鉄鞭状の聖遺物『打神鞭』が猛威を奮い、30秒もせずに天邪鬼は一匹残らず浄化され尽くし、小さな花となって消えた。

 同時に気合いのチャージが終わり、光の奔流を両掌から放つ「プリキュアハッピーシャワー」がアカンベェに炸裂、影も残さずかき消えた。忌々しげに捨て台詞を吐いて消えるウルフルン。気力を使い果たしへたり込むハッピーの元に歩み寄り、初陣の勝利と労いの言葉をかけつつ手を差し伸べる倶利伽羅。ハッピーもそれに応じ、立ち上がった。

 その後、キャンディから彼女(?)がメルヘンランドと言う世界の住人である事、今メルヘンランドがバッドエンド王国に襲われ危機に瀕している事、メルヘンランドが滅べば現実世界への影響は計り知れず、最悪共倒れになる可能性がある事、それを止める唯一の手段として女王から『プリキュアを見つけ奪われたキュアデコルの奪還を託す』命題を受けてこの世界にやってきたのだと説明をみゆきと共に受ける倶利伽羅。日も暮れ始め、キャンディは星空家で預かる事になる。別れ際、倶利伽羅は鋼家の名刺をみゆきに渡し「何かあったらいつでも呼んでくれ、すぐ助けに行く(お友達料金で)」と伝え、握手を交わして別れた。

 ひとりになった後、新たな敵・バッドエンド王国と伝説の戦士・プリキュアについて思いを馳せる倶利伽羅。キャンディの口振りから、プリキュアは他にも数人いるようであるが、どうにもそれが気になる倶利伽羅。戦いに巻き込まれ、少女が少女らしい日常を謳歌出来なくなる。心中のモヤモヤは、それが気に喰わないが故だと自覚した倶利伽羅は「彼女らの日常を守るのも、きっと記憶を取り戻す事に繋がっているはず」と言う決意を抱き、家路を急ぐ。



  • 最終更新:2018-11-18 16:56:27

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