0021【少年、死す】

 四人を認識したノイズたち。複数体が一体の巨大なノイズへと姿を変え、装者3人も初めて見たと言う新種に変異。それが数体、行く手を阻む。

 腕を飛行ユニットに変えて空を翔け、全身から突起を飛ばす空中からの広範囲攻撃。地上に降りれば、変形した巨大腕による防御を兼ねた強烈な打撃。翼とクリスだけでは火力が足りない。

 その頃響に守られながらも英雄が孤児院の玄関まで到達。呼びかけに早苗からは返事があったが、直後合体ノイズと空中戦を展開していたクリスを別の個体が急襲。巻き添えで建物が大きく破壊され、近くにいた全員が巻き添えを喰らう。

 同時刻、少年は自室にいた少女達を無事保護。部屋にあった外套を纏わせ後は階下の早苗と合流する、と言う所で先の一撃が柱ごと孤児院の床を崩壊させ、階下の礼拝堂に投げ出される。迫るノイズから少女らを守る為、少年は迷い無く両手でノイズを突き飛ばした。

 途端、その両腕は炭化して消滅。命の大部分も一緒に消え失せたかのように力無く倒れ、もう動く事も叶わない。早苗に少女たちを託すも、既にノイズに囲まれており―それが少年が最期に見た風景だった。



  • 最終更新:2017-12-24 20:55:08

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