怪獣娘

【登場作品】怪獣娘(黒)~ウルトラ怪獣擬人化計画~

 かつて地球を侵略者の魔の手から救ったと言われる光の巨人伝説において、その巨人が戦ったとされる怪獣を模した姿をした少女らの総称。その成り立ちについては研究が続けられているものの、『怪獣娘とは一体?』と言う問いに対して正確に答えられる者は誰もいないとされ、未だ多くの謎が解明されていない。ある者からは畏怖を、ある者からは憧憬を、またある者からは身の丈を超えた野望の象徴として見られている。一説には「かつて光の巨人と戦って敗れた怪獣の生まれ変わり」とも言われているが、地球上で確認されていない或いはデータに存在しない個体が何件か報告されているなど、その詳細については未だ謎も多い。

 因子が発現した少女らの多くは深い混乱状態の中で精神のネガティブ化が進み、能力の暴走による凶暴化と言う最悪の事態を招いてしまう。しかし、正しい心を以てこれを制した少女は破壊や殺戮に使われていた力を平和的に利用出来るようになる前例があり、それを証明する礎となるのがGIRLSであり、現在存在が確認されている怪獣娘はごく一部を除いてこの機関に所属している。その際、身分を証明するとも言える専用デバイス『ソウルライザー』によって変身をコントロールする事が義務つけられているが、認証の無い別人のものでも制御は可能である。

▽以下ネタバレ▽
 実は怪獣娘の出現には始祖体が関わっている。かつて始祖体がウルトラマンに敗れて爆散した怪獣の遺伝子を摂取したが、あまりにも強大な力故に遺伝子情報の複写に本来より時間が掛かるようで、その途中で人体に入ってなお孵化する事無く母胎から子供へと移り、現在の世代で一斉に覚醒するに到ったとされる説が濃厚とされている。そして宿主となった少女が思春期を迎えた際に体内で分泌される成長ホルモンによって情報の複写が促進され、孵化に至り体内で怪獣の遺伝子が覚醒するのでは、と言われている。だが、成人女性に発現したと言う例もありあくまで思春期に該当する世代に集中しているだけと言う見解もある。



  • 最終更新:2018-12-09 17:42:55

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