シャーロット・エルウィン・イェーガー

【登場作品】ストライクウィッチーズ
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 第501統合戦闘航空団『ストライクウィッチーズ』に所属する、最速の称号を夢見るウィッチ(魔女)。愛称は「シャーリー」。その性格は16歳とは思えないほど大人びており、豪快でおおらか。常に強者の余裕を纏う気風の良い姉御肌で、年下の面倒見も良く、常識人。そして一見いい加減な性格に見えるが、有事の際には迷わず行動できる剛胆。階級は中尉。メカニックとしても優秀で暇さえあればストライカーを弄っている。最大の特徴としてかの大女優マリリン・モンローと同じ体型と抜群の美貌を併せ持つ、人呼んで『グラマラス・シャーリー』。使い魔はウサギ。好物はハンバーガーとバーベキューで、タコが嫌いと典型的なリベリアンである。

 かつてはバイクレーサーで「ボンネビル・ソルトフラッツ最高速度トライアル」において世界記録を樹立した、正真正銘の”世界一”であるが、更なるスピードを求めるためだけに軍に志願した根っからのスピード狂。その為、速度にこだわるあまりストライカーの無断改造を繰り返し、原隊を追放されかける事もあったが、その能力は高く、エース級のウィッチとして派遣される501JFWの増員に選ばれるほどである。 固有魔法は『超加速』、魔導エンジンとかみ合って生み出されるその加速度は、あらゆるウィッチを、ネウロイを凌駕する。音速の壁に最も近いウィッチとしても名高い(非公式であれば既に突破済み)。

 ある日の夜、基地に忍び込んだ兄ロイによってもたらされた「時流エンジン」を巡り、謎の部隊と交戦。その末に兄が撃墜され、突如暴走を始めたエンジンによる魔力放出によって次元の壁を突き破り、見知らぬ空の下に墜ちたところを、倶利伽羅に助けられる。紆余曲折あって、倶利伽羅から協力を申し出られたものの返事が出来ずにいたが、勝った方が望みを叶える勝負を持ちかけられ夢が丘の周辺を競争する事となる。倶利伽羅の綿密なトラップと卓越した機動力によって勝負は五分であったが、最後の最後で空を駆けるシャーロットに軍配が上がる。が、この一戦で倶利伽羅と言う人物とそれを取り巻く周囲の環境に大いに興味を惹かれた彼女は勝者の権利を行使し、自ら鋼家に加わると宣言。以降、鋼家のメカニック兼バイカーとして大いに活躍し、倶利伽羅の右腕となる。その過程で、これまで接触の無かった異性として(性別不詳であるが)倶利伽羅を意識するようになってゆく。

 レシプロでもジェット推進でも無い未知の原動機・時流エンジンの扱いには流石のシャーリーも相当に手を焼く事になるのだが、目の前でパートナーであるルッキーニが被弾し意識不明に陥った際に力に代わる速さを求め、かつて彼女が身を挺して止めたジェットストライカーへの換装を決意。だが、それ以上の性能を自身を代償に得られるプランを提示され、彼女は速度の悪魔と契約する事に・・・。



 

  • 最終更新:2019-02-28 20:19:18

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