アレク・G(グランバニス)・フロストハート

・性別:♂

・種族:破壊龍(はかいりゅう)と聖王(せいおう)のハーフ
  【もしくはハイブリッドとでも呼ぶべき特異生物。
       但しあくまでも“ベース”は破壊龍である。
   故に彼は“名実共に”聖王の系譜に含まれることはない。
   詳細は別項『破壊龍族』を参照されたし。】
  
       作中にて『Form:Letzt Seele(フォルム:レッツト ゼーレ)』解放後、『破界龍』に変質。


・年齢:不明
   【まだ正確な彼の年表を決めかねている為、現時点では未定。
        幼少時のとある事故に因り、世界への記録としてだけ既に数十年近く生きている事になっているが、
   人間の年齢に換算するのであれば二十代前半程、また外見年齢もその年代の男性のソレに準拠する。
       こちらについての関連した内容も上記の別項を参照されたし。】

・身長:183cm

・体重:79kg

・使用デバイス:管制人格搭載式
                           CVK-792(カートリッジシステム)内蔵型
                            古代ベルカ製アームドデバイス
                         『Schwarz(シュヴァイツ)』

・魔力光:黒寄りの灰色の燐光を纏った黒色 → Form:Letzt Seele時は白色に薄い虹色の燐光を重ねたような色に変化


・古代ベルカ特殊血統の一角にして次元世界最“凶”の魔導生物である『破壊龍』最後の末裔。

  まだ新暦に入って間も無い時空管理局に舞い込んだ破壊龍族による広域次元世界転覆の企ての疑いありとの報せ。
   直ちに武装局員による交渉部隊が派遣され、
   交渉及び失敗した場合の武力制圧までを視野に入れた上で、
   破壊龍族が故郷と定めた次元世界まで視察に訪れたが、
   彼等の目に映ったのは既に屍山血河を築き、黒煙と炎に包まれる破壊龍族の集落であった⋯⋯。
 
  事態を把握出来ないながらも、瀕死の体であった血族の当代族長『ラルク・グランバニス』に
   寄り添っていたその息子のアレクを発見、事情の聴取と保護の為と彼に近付いた局員達を、
   アレクは既に心に灯っていた復讐の黒い焔に身を任せ、
   局員達を家族を含めた血族全員の仇と誤認、これと交戦。
   不意討ち同然の急襲だったとはいえ、
   対峙した十全に訓練を積んでいる精鋭の武装局員十数名一個小隊相当を、
   幼いながらも破壊龍としての力を以て惨殺、全滅させてしまう。

 その修羅のみぞ成せる凶状を目の当たりにし、事態の穏便な収束は不可能と判断した当作戦の提督に依って、
  当時最新鋭の魔導兵器であった『アルカンシェル』の使用が敢行され、
   破壊龍族はその次元世界の一部諸共反応消滅したと思われていた────────が、

  ラルクが死の間際にアレクに使用した転移魔法に因り、辛くも彼一人が生き残ることとなる。

  しかし、その心は既に絶望と憎悪で溢れており、その後数年間の熾烈と言うに尽きる修行期間を経て、
   彼は復讐者として起ち、憤怒のままに単身で管理局を滅ぼすべく、各次元世界の支部や駐屯基地を襲撃。
   その結果、多くの局員をその手にかけた。

  その最中に偶然出会うこととなり、協力関係を持ちかけてきた科学者『ジェイル・スカリエッティ』、
   スカリエッティの造り出した人造生命体『サヤ・フロストハート』との交流だけが、
   彼の唯一の心の拠り所となっていった。

 そして事件が終わりを迎える、アレクにとっては“二度目の”、大きな岐路となる運命の日。

 遂に拠点として利用していたスカリエッティの秘密の研究施設の位置を特定され、
  そこで管理局の武装隊を迎え撃つ最終決戦の最中、
   突如として破壊龍としての本能が暴走を起こし、真の姿である黒き龍へとその身を変貌させるアレク、
   その比類無き破壊の力が、高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、八神はやて達に襲いかからんとしたその瞬間、
   交戦に割って入り、なのはを庇ったサヤを自らの手によって殺害、物言わぬ肉塊へと変えてしまう。
 
 そしてそのタイミングで明かされる、破壊龍族に起こった惨劇の真相、時空管理局へと齎された謎の誤情報、
  そしてアレクの突然の暴走⋯⋯これ等全てがスカリエッティの筋書きに因るものである事が、
   本人の口から暴露される。
   この男こそが、自分から大切な者何もかもを奪った張本人であると知り、事件解決以降はスカリエッティに、
   この世で最も残酷な終焉を与える事だけを生きる総てとする“復讐騎”となる。

 本来なら管理局に囚われ極刑となるはずのアレク、だが最高評議会が彼を拾い上げ、
  入局させ直属の特務隊に編入させた。
   しかしそれは人道的な配慮としてではなく、破壊龍という”兵器”を運用する為の道具入れに過ぎず、
   彼は徹底的に陽の当たらない場所で汚れ仕事をこなす日々を与えられ、
   彼の入局を知る者達からは、許されざる存在であり階級を持たない事から”ネームレス”と呼ばれる。

 だが、そんなある日訪れた転機。
  八神はやてによって結成される古代遺物管理部・機動六課で彼を戦力として迎え入れたいと言う要望が届き、
   アレクは彼女達の求めに応じ、檻から足を踏み出す事になる。
   そして、かつて自らの誤った復讐を止める為に尽力してくれた、
   その当時から更なる成長を遂げた優秀な魔導師・騎士らと肩を並べて戦う日々が、
   新たな時代の申し子達との邂逅が、彼の心に僅かずつ、だが大きな波風を立てていく。
   特にサヤの面影を持つ高町なのはが彼を献身的に支えようと積極的に交流を図り、
   距離を置いてもずいずい間合いを詰めて来る彼女の押しの強さ、
   過去に一度廃人同然にまで成り下がった自らに手を差し伸べてくれたその恩義に根負けし、
   また彼を人間として接する機動六課の面々に対し徐々に心を開いていき、
   自らが出来る、彼等を護る上で、そして機動六課の目的を叶える上で最適の方法として考えた、
『独立遊撃分隊 クレセント』の設立をはやてに提言、
 その意を汲んだはやてによって出された分隊長就任要請を謹んで受諾する。

 使用する魔法は古代ベルカ式で、魔導師ランクは空戦A判定。
  但し、このランク付けは管理局の基準によって定められた、
  “魔導師”としての総合的な“熟練度”や“応用力”等を可視化したものであり、
   過去に遭った事故に因って成長因子に欠陥が生じ魔力の運用に若干の障害を抱えている彼は、
   精密な魔力操作、特に射撃・砲撃等の遠距離魔法や高度な補助魔法は、
   実戦に於いては殆ど使い物にならないと言っていいレベルであり、
   それだけで判断するならばBあるかどうかすら怪しいものであった。
   しかしそれを補い余りある体術のセンスや近接戦闘技術を体得しており、
   それと併せて破壊龍としてのフィジカルは最早既存のランクの枠に収まるものですら無い。
   更には長い戦闘経験に依り培われた“戦略眼”とも言うべき卓越した先見の明と、
   人外故の脅威的な頑健さが齎す継戦能力と作戦遂行能力は、
  「個人でありながら一部隊以上のソレ」、と試験監督官に驚愕と共に言わしめる程。
   それらを加味し、総合的に判断した結果、彼のランクは上記の通りAランク相当と判断された。

 とある日、クレセントとして任務に当たり『ミッドチルダ』近縁の次元世界に出向いていた彼は、
  管理局が襲撃を受けているという緊急の報せを受け、機動六課の安否を確認する為、即時帰還することになる。
   だが彼が駆け付けた時には既に手遅れであり、部隊は壊滅。
   スタッフの大半が戦死、又は行方不明と言う惨状を目の当たりにする。
   そして極めつけは、目の前で存在事象ごと消えていくなのはの姿。
   彼女を探して、数多の次元世界をひとり飛び回るアレクの前に現れた人外。
   その者が口にしたある言葉がきっかけで、彼は再度人類と敵対する決意をせざるをえなくなった⋯⋯。



  • 最終更新:2018-09-04 20:30:04

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