ジョセフ・ジョースター

【登場作品】ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流
ジョセフ・ジョースター

18歳、身長195cm、体重97kg。

 没落したイギリス貴族ジョースター家の末裔として生まれた青年。その容姿は祖父ジョナサンに瓜二つと言われるが、性格は正反対でイギリス人とは思えないほど軽く、気性も荒く暴力的で目上の人間に対しても平気で茶化し、独自に習得した波紋の呼吸の悪用すら厭わない。しかし、自分の財布を盗んだにも関わらず黒人として酷い差別を受けていたスモーキーに対して何の気負いもなく自然体で友情を示したり、仲間の危機には身体を張って時間を稼ぎつつも決して諦めないなど、その心の奥底にはジョナサンの『黄金の意思』が受け継がれている。

 祖父ジョナサンを知る者から見たジョセフの印象については、「敵との戦いで見せる奇策や戦術性はおろか、好奇心や知性も似通っている」と言われる。

 早くに両親を亡くし、唯一の肉親である祖母エリナにだけは頭が上がらないが仲は極めて良好。深い尊敬や愛情の念を抱いており、また生まれた時から自分を見守ってくれていた祖父の親友スピードワゴンにも同様に家族としての愛情を持っている。

 アメフト選手張りの体格に恵まれてはいるが、真正面からのぶつかり合いよりも相手の弱点や裏をかく戦法を好み、戦闘においてはマジックやイカサマを応用した策を駆使して一見自分に不利な状況に見せかけて油断を誘い一発逆転を狙うと言ったカウンタータイプ。相手が次に口に出そうとする言葉を先に言ってみせると言う心理トリックじみた台詞回しをよく行う(「次におまえは○○と言う」)。

 その一方、劣勢に陥った場合は一旦戦闘から逃走することで状況の打開を図ろうとするなど冷静な面も。勿論優れたフィジカルから繰り出される喧嘩術も強力。運動神経にも優れメルクリアでも彼に比肩する体格の持ち主はほとんどいない。鋼鉄製のクラッカーを軽々振り回し、波紋を流して相手を攻撃する必殺技をぶっつけ本番で思いつき尚且つそれを実行に移すなど、独特のセンスを持っている。

 転移に巻き込まれた倶利伽羅とチビテラス、シャーリーの漂流先のひとつとして到達した1900年代前半のアメリカで出会い、状況から一触即発の空気に陥るものの吸血鬼騒ぎを機に共闘し、誤解が解けて意気投合。吸血鬼と化し襲い来る波紋法の指導者ストレイツォとの戦いまでを同行する。

 その後、多元世界にて再会。波紋の修行と柱の男との戦いを経て成長した彼もメルクリアに滞在する事となる。カーズとの死闘の末に左腕を切断されるが、高性能の義手を手に入れる。しかし、天から舞い戻った宿敵との出会いが時空の共鳴現象を引き起こし、本来五十年後に顕現するはずの幽波紋(スタンド)能力『ハーミット・パープル(隠者の紫)』を発現させる。



  • 最終更新:2018-09-08 21:22:08

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード